
伊藤はり・マッサージサロン 札幌市中央区南1条西6丁目 第27桂和ビル6F (大通1番出口徒歩2分) TEL011-231-0313
《坐骨神経痛》
鍼灸治療マッサージは腰痛にはとても効果的です。
ひとことで腰痛といいますが、みなさんは坐骨神経痛という言葉を聞いたことがありますか?腰痛の王様と呼ばれています。坐骨神経痛とは、お尻や太ももの後ろなどから足先にかけて、坐骨神経という神経に沿ってしびれや痛みなどの症状がでている状態です。両足に症状が出る人は2〜3割で、大抵は片側に強く出ます。痛み方には個人差があり、長時間正座をした際のしびれのような痛みを感じる人もいれば、針で刺されたような痛みを感じる人もいます。ひどくなると痛みのせいで歩けなくなったり、寝ていることが困難になることもあります。原因によっては稀に足の感覚が鈍くなったり、排尿・排便障害が出ることもあるので注意が必要です。
最初は腰の痛さや軽度の坐骨神経痛の症状があっても、病院の検査では何も見つかりません。これを見えない腰痛というそうです。しかし、腰が痛いのを我慢しながら使っていたり、長い間負担をかけ続けると検査で何かが見つかるようになります。これを見える腰痛というそうです。見えない腰痛のうちに適切な対処をして、見える腰痛にしないことが大切です。病院にいってしっかりとMRIなどで検査してもらうことは大切です。
《坐骨神経痛の原因になりうる事》
◆腰部脊柱管狭窄症
50歳以上の中高年に多いが、もともと脊柱管が狭い人は30~40代で症状が出る人もいます。
加齢により脊柱管が狭くなる事で脊髄や神経を圧迫し、坐骨神経痛が引き起こされます。
体を後ろに反らせると脊柱管がさらに狭くなり神経などを圧迫するため、
・高いところのものを取る動作
・腰をひねる動作
・背筋を伸ばす動作
などは痛みが出たり、痛みが強くなる傾向にあります。逆に、前かがみになると脊柱管が広がるため、自転車の運転や、靴下を履くなどの動作は比較的楽です。
◆腰椎椎間板ヘルニア
20代が最も多く続いて30~40代、次に10代人に多いようです。
椎間板がつぶれて飛び出す事で、腰椎の神経を圧迫し坐骨神経痛が起きます。
前かがみになると痛みが出やすいので、あぐらや横座り、中腰で行う動作、猫背の姿勢などは腰への負担が大きく、椎間板が飛び出しやすくなり痛みが出ます。
◆筋肉の衰え
筋肉量は20代をピークに減少していきますが、中でも最も衰えが早いのは足の筋肉です。
比較的軽症の坐骨神経痛の場合、おしりの筋肉の衰えが原因になっている事が分かっています。
おしりの筋肉は、坐骨神経を保護する、坐骨神経に栄養を供給する血管を守る、坐骨神経を冷えから守り血流を維持するという役割があります。そのため軽度の坐骨神経痛であれば、筋肉をつける事である程度改善できます。
◆梨状筋症候群
お尻の奥にある梨状筋が硬くなったり腫れたりすることで、その下を通る坐骨神経を圧迫・刺激されて症状が出ます。主な原因は長時間の座位、スポーツでの使いすぎ、不良姿勢などです。
他にも骨粗鬆症や腰椎圧迫骨折などの脊椎の病気、糖尿病や喫煙・ストレスなど様々な原因が考えられます。背中の強い張りもすごく関係しています。マッサージ鍼灸で背中の筋肉を緩めるだけで症状が改善する方も多くいらっしゃいます。
今の季節だと連日の排雪作業などで腰に負担をかけ続けることも発症の原因になります。
なりやすい人の特徴と状況
長時間座りっぱなし(デスクワーク、トラック・タクシー運転手)。
中腰姿勢や重量物運搬が多い(介護職、建設業、引越し業)。
立ちっぱなし(美容師、調理師)。
肥満体型で腰に負担がかかる。
猫背やストレートネックなど、姿勢が悪い。
体幹や下半身の筋力不足。
重い物を持つ、腰をひねる動作を繰り返す。
激しいスポーツや転倒がきっかけになることも。
意外と摂取するものも関係があります。不足すると症状の悪化につながる栄養素
ビタミンB群(B1、B6、B12):神経の保護・修復・正常な働きに不可欠で、不足すると痛みやしびれが長引く原因になります。特にB12は重要で、動物性食品(肉、魚、卵など)に豊富に含まれます。
タンパク質:筋肉や骨の材料、神経伝達物質の合成に関与します。不足すると筋肉が弱まり、神経圧迫の原因になります。
ビタミンC:筋肉の柔軟性を保ち、関節の可動域を広げます。不足すると筋肉が硬くなり神経を圧迫しやすくなります。
カルシウム・マグネシウム:筋肉の疲労やこわばりを軽減します。不足すると神経の働きに悪影響を及ぼします。
《治療》
多くの方は、症状が出ると整形外科に行って、X線やMRIなどの画像診断を受け、薬物療法やブロック注射、リハビリなどで治療をすることになると思いますが、思いのほか症状が改善されず手術に至る方も少なくありません。
そこで、悪化する前に鍼灸マッサージを試していただきたいと思います。原因によって治療効果の出方は多少異なりますが、症状の進行を抑えることができ、完全に症状がなくなることも珍しくありません。
腰やお尻の筋肉が硬くなっていると、背骨が通常の動きができないために神経を圧迫する原因になったりするので、筋肉を緩めて背骨が動きやすくしてあげることで坐骨神経痛の症状を緩和し、血流をよくしてあげることで神経の再生や働きをよくしてあげることができます。手術をしなくて済んだという方は珍しくありません。ぜひ手術前に試してみて下さい。
当サロンでは鍼灸治療やマッサージの治療の他に筋トレやストレッチなどのアドバイスもしています。
《鍼灸の効果》
人間には元々悪いところを自分で治す「自己治癒力」がありますが、鍼灸治療は血流を良くするだけだなく、悪いところを治す力がまします。凄いんです。
《予防》
正しい姿勢を意識する(猫背・前かがみ姿勢を避ける)。
長時間同じ姿勢を続けない(1時間に1回は体を動かす)。
適度な運動で体幹や下半身の筋力をつける。
体重管理を行う。
神経痛の症状がある間は、自己流のストレッチやマッサージは症状を悪化させることがあるので注意が必要です。
そして、症状がなくなっても同じ生活をしていると再発する可能性があるので、定期的なケアや予防をして再発させないようにすることが大切です。
札幌で鍼灸治療マッサージもみほぐしは伊藤はり・マッサージサロンへ