東洋医学的には、お母さんの冷えや、コリ、身体のアンバランス、血行不良などによって起こるといわれています。
特に、下腹部を触ってみて冷たい方、固い方は注意が必要です。
この下腹部の冷えから頭を守るために頭を上に向けているとも考える事ができます。
逆にいえば、下腹部を温めてあげる事で逆子が治る可能性があるということです。
また、全身の筋肉の硬直(コリ)もとても関係が深いと言われています。
お灸と鍼、マッサージなどを組み合わせて使うことによって、全身の血流をよくして特に下腹部を温めること、お腹まわりの筋肉を緩めてあげることで効果があがります。
当院では年間100件以上の逆子治療をさせて頂いています。産科婦人科のドクターや助産師、看護師などのスタッフからのご紹介も多くございます。病院からのあつい信頼の証です。また、最新の4D超音波診断装置(4Dエコー)を完備しておりますので、治療の前後にお腹の中の赤ちゃんの位置を確認しながら治療する事が可能ですのでご安心下さい。
逆子(骨盤位)の鍼灸マッサージは、逆子体操よりはるかに矯正率が高いです。逆子体操の矯正率は30%程度と言われておりますのに対し、28週時点から鍼灸治療を開始すると90%の矯正率です。
36週から開始すると50%弱の矯正率となりますがそれでも鍼灸の方が優位であることには変わりません。
28週時点で逆子と診断され、漫然と逆子体操を続けたあげく骨盤位が解消しないから「じゃあ鍼灸でも・・・」と決意される方が多いですが、時間が経てば経つほど鍼灸での矯正率は低くなります。逆子と診断されたら、すぐに逆子の鍼灸治療を始めましょう。