札幌のマッサージサロン|伊藤はりマッサージサロン

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鉄分の重要性

2018年9月04日(火)

みなさんこんにちは!
秋になって美味しい食べ物や紅葉狩りなど、楽しみが増える時期ですね。私はサンマときのこが楽しみです。

sanma

食べ物のお話しをしていますが、今回は鉄分のお話し をしたいと思います。

みなさんは「フェリチン」という言葉を聞いたことありますか?

フェリチンとは、ひとの身体を構成する水溶性のタンパク質の一種なのです。 内部に鉄分をためることができるため、第二の鉄、貯蔵鉄などとも呼ばれ正確にはこの「貯蔵鉄」と結合しているタンパク質のことになります。
ほとんどが脾臓、肝臓のような臓器や骨髄、小腸粘膜など、細胞内に存在する物質ですが、血液の中にも少量のフェリチンが存在しています。
さて、そんな鉄を貯めるフェリチンが不足が起こる時、体内はどういう状況になっているのでしょうか?
先ほどお話しましたがフェリチンは体内に鉄を貯めているいわば貯蔵庫なのです。

フェリチン

それに対して、鉄不足や貧血と言うと多くの人が真っ先に思い浮かべるヘモグロビンは、酸素を身体の隅々まで運ぶという生命維持に欠かせない役割を持った細胞です。ヘモグロビンも鉄が無いと、酸素を運ぶことが出来ないため、鉄を持ち動いています。

体内に取り込まれた鉄は、優先的にヘモグロビンの方に回されます。他の余ったものがフェリチンに蓄えられる形になります。
ただし、出血や鉄不足の時は、フェリチンに蓄えられた鉄から使うことになるためヘモグロビンの鉄よりフェリチンの鉄の方が先に無くなってしまうんです。ですので、そのまま必要な鉄分を補わずに倉庫から出して使う一方だと、体内の鉄の貯蔵量がどんどん減りフェリチン不足に陥ると考えるとわかりやすいでしょう。
フェリチン不足が身体に起こると、どのような状況になるのでしょうか?

それではまず、フェリチンの基準値や検査方法などについて説明いたします。
フェリチンの測定法にはいくつか方法があり、それぞれ基準値がちがいます。
また、医療機関や検査機関によっても、正常とされる値が若干異なっているようなのです。
血清フェリチンの測定法としてよく用いられるのは、金コロイド凝集法とRIA法です。
・金コロイド凝集法では
男性40~100ng/ml  女性20~70ng/ml
・RIA法の場合では
男性20~220ng/ml  女性10~85ng/ml
程度を正常値として設定している施設が多いようです。
数値が基準より下回っている場合は貧血、上回っている場合は悪性腫瘍が疑われるようです。

そこでフェリチン不足で起こる症状と病気についてお話しいたします。
フェリチンが不足しているということは、鉄が欠乏している状態です。
鉄不足が引き起こす症状と言うと貧血くらいしか思い浮かばないという人が多いかもしれませんが、実は、鉄はもっと様々な影響を私たちの全身に及ぼしています。鉄は、細胞を作るために不可欠な物質ですから、鉄が足りなくなると新しい細胞が作られなくなってしまいます。困りますね。
例えば、肌荒れの症状が出るのもそのためです。
お肌の次の細胞がうまく新しい細胞に入れ替わることができないため、新陳代謝が落ちいつまでも荒れた状態が目立ってしまいます。また、細胞の生まれ変わりが正常に行われないのは何も皮膚表面だけの問題ではありません。
免疫細胞の数が減少したり、脳内のセロトニンやドーパミンのような神経伝達物質が不足したりといった深刻な影響が全身に表れます。
つまり、貧血だけでなく次の症状にも強く関与しています。
・肌荒れ
・睡眠障害
・うつ
・慢性化している疲労感
・長引く風邪
なども鉄分不足の影響と考えられるんですね。
このように、「フェリチン」は鉄を貯蔵する役割を果たしていますが、不足すると全身に影響を与えてしまいます。

肌荒れ

フェリチン不足は女性に多いです。

女性にフェリチン不足が多いのは、男性よりも鉄を多く必要とするのに、それを貯める貯蔵鉄の量が少ないからです。
ご存知のとおり女性には生理(月経)があります。その際の出血で大量の鉄分が失われます。この時に失われた鉄分を補うのは、決して簡単ではありません。しかし、鉄を貯蔵するフェリチンの量が、女性は男性に比べて少ないため、身体に必要な鉄分を食事で常に補うようにしなければならず、女性は男性よりも5~7mgほど多くの鉄分を食事から摂取する必要があるそうです。
具体的には、男性の1日の鉄分摂取量が10mgであれば、女性は15mg程度の量を毎日摂らなければならない計算になります。しかし、この量を普段の食事で摂るのはかなり難しいため、知らない間に鉄欠乏性貧血に陥っている女性が意外と多いそうです。

そして実は、最近は婦人科でもフェリチンは注目を集めています。特に不妊治療の分野では検査の重要性が問題視されています。
フェリチン不足と不妊の関係性が研究されています。貧血と不妊の密接な関係とは何かを考えていきましょう。
フェリチン不足は、不妊に大いに関係しているようです。フェリチンが5以下だと妊娠が難しくなると言われています。
何故かというと、鉄分が不足しているとエネルギー生成がうまくいかず、卵細胞が上手に育たなくなるからです。
鉄分は、全身細胞を構成する上でとても大事な要素なのです。
人間の体の中にある、鉄を貯めておく貯蔵鉄の量(いわゆるフェリチン)がどのくらいあるのかを調べる事が必要です。
このフェリチンの値は、少なくとも30ng/ml~50ng/mlが必要な値とされ、理想としては、100~150ng/mlあたりといわれています。
栄養療法で体内の鉄分の貯蔵庫といわれるフェリチンの値が上がり、妊娠に成功したという例がいくつも挙げられています。
フェリチンの値が30を超える事で体調が良くなるといわれてますが、産婦人科では、貧血の状態のバロメータとなるフェリチンの値が5~10以内だと妊娠は難しいといわれています。貯蔵鉄が少ないと、貧血が起こり不妊症になりやすくなります。
女性の場合、生理前後は子宮が剥がれ落ちる事で血液が多く排出される為、貧血を防ぐ為にも鉄分豊富な食材やサプリメントを摂らなければ余計に鉄分が不足し、益々体調が悪化してしまうようです。
貧血の診断基準については、赤血球のヘモグロビンから使用されます。しかし、体内の鉄分とは、組織鉄や貯蔵鉄として存在しているといわれています。赤血球に含まれているヘモグロビンが正常値であった場合も、貯蔵鉄が少ないと体内の組織には鉄分が十分ではないとされます。

このフェリチンが不足すると鉄分が不足し、活性酵素が発生し、抗酸化酵素の働きが低下します。すると、卵子の染色体異常が増加し、酸化ストレスになり 卵子の染色体異常が増加すると言われています。その結果、鉄不足になると不妊や肩こりやめまいや冷え性などの症状が出ます。
この症状には私たちの鍼灸マッサージが得意とする治療です。とても有効です。
フェリチンの値が30を超えるとこうした症状はかなり改善されるといわれていますし、50以上では、とても治りやすくなるようです。

この酸化ストレスもフェリチン不足と同様に不妊の原因となる為、日頃から鉄分をしっかり摂る事が必要です。

さて、フェリチン不足の仕組がわかったとことろで一番知りたいのが、そう!「フェリチンを増やす方法」ですよね。
ちょっと紹介させていただきます。
フェリチンを増やす方法として、最初に鉄分を多く含む食べ物を食事に取り入れることが重要であることはわかりますよね。

しかし、ただ闇雲に鉄分の多そうな食材を選んで食べていたのでは効率的ではないようです。
せっかく摂った鉄分が身体に吸収されなければ意味がないからです。
鉄分を体に取り込むためには、鉄分の多い食べ物を食べると言うだけでなく、次にの3つのポイントが大事になっていきます。
①鉄分の吸収を助ける食べ物を同時に摂取することと
③鉄分の吸収を阻害する食べ物を摂らないようにすること
③身体に吸収されやすい形の鉄分を含んだ食べ物を食べること
フェリチン不足を補う食事療法では、上記の3つのポイントを踏まえた食事とはどんな食事なのでしょうか?

ヘム2

鉄は一度に吸収される量が限られているので一度に大量に摂っても無駄になってしまいます。毎食少しずつ鉄分を摂るように心がけることが大事です。
①鉄分の吸収を助ける食べ物

鉄分の吸収を助ける栄養素
たんぱく質・ビタミンC・ビタミンB群
鉄分の吸収を助ける食べ物
レモン、オレンジ、いちご
中でもレモンは鉄の吸収率を2倍に引き上げるためお勧めです。

②鉄分の吸収を阻害する食べ物

鉄分の吸収を阻害する栄養素
炭酸・食物繊維・タンニン・カルシウム
鉄分の吸収を阻害する食べ物・飲み物
紅茶・牛乳・炭酸飲料・コーヒー

このように食材には鉄分の吸収を阻害する働きがありますが、食事時間とずらして飲むようにすれば鉄分の吸収に影響を与えずに済みます。

③身体に吸収されやすい形の鉄分を含んだ食べ物

動物性の食品に含まれるヘム鉄と、植物性の食品に含まれる非ヘム鉄では、吸収率が大きく違います。
ヘム鉄の吸収率
23~28%
かつお・レバー・しじみやあさりなどの貝類など
非ヘム鉄の吸収率
1~5%
ココア、プルーン、きな粉、ひじきなど
実は、鉄分が多いと言われているプルーンであっても、含まれているのは非ヘム鉄ですから、貝類やレバーのヘム鉄と比較すると、吸収率では劣っています。ですから、効率よく摂取するならヘム鉄を多く含む食材を選んで摂取した方がよいと考えられます。

 

食材だけで十分な鉄分を取るのは難しいなぁと思う方にはサプリメントもお勧めです。
なのでフェリチン不足を補うサプリを活用している方も多いようです。
さて、ここまで鉄分を摂るための食材を説明してきましたが、「毎日鉄分のことを考えた食生活をするのは大変…!」「食事だけでは十分な鉄分が摂れそうにない…」という方も多くいらっしゃると思います。
また、働いている方や、好き嫌いの多い方、外食が多い方、ごはんづくりになかなか時間を掛けられない方は、サプリも活用してみるものとてもいい方法ですよね。ヘム鉄のサプリや、鉄分の吸収を助けるビタミンB、ビタミンC群などのサプリもお勧めです。

さて、いろいろお話しさせていただきましたが鉄分がいかに身体に重要かがわかりました。

最近では鉄分の不足している女性を鉄欠乏女子=「テケジョ」と呼ぶそうです。テケジョにならないように、日々の食事を見直してみてはいかがでしょうか。

鉄分をとって身体も気持ちも元気に秋を迎えましょう。

 

春に鍼灸マッサージは最適!

2018年3月27日(火)

こんにちは 伊藤はり・マッサージサロンの阿部です。
今日は院長の代わりに私の好きな春のお話しをします。
さあ、まもなく春が到来です。本州ではサクラやウメが咲いたようです。
sakura

春になると日が長くなり、気温も暖かくなり、行楽や新しい出会いがあったりしていい事ばかりのような気がしますが、環境や気候の変化の激しく、紫外線の量も多くなる春は1年の中でも特に体調を崩しやすい時期なのです。
木の芽立ちの頃は身体の調子が悪くなると昔から言いますし、「春眠暁を覚えず」などと言い、春の夜は気候もよく心地よいので夜明けも知らず寝ていると言われがちですが、実は調子が悪いので起きられないということもあるのです。
札幌も毎日のように気温が上がったり下がったりしていて、気持ちも身体も落ち着かない状態が続いていますし、天気が変われば気圧も変動します。生活環境が変わった方もいるかもしれません。 こういう時期は自律神経の乱れや免疫力の低下などによって体調を崩しやすく、 様々な症状が現れ辛いおもいをしている方が多いのです。
最近では「春バテ」と言われることもあり、冬の疲労やストレスの蓄積が原因ともいわれています。
このような不調には、自然治癒力を活性化し自律神経やホルモンのバランスを整えることのできる鍼灸やマッサージは最適であり、春先の不調だけではなく日頃の健康の維持増進にも効果があります。
東洋医学は薬で対処するのと違い副作用もありませんし、逆に薬で対処しないといけない症状についても、血行などをよくすることで薬の吸収を早め症状改善のための相乗効果にもなります。

春先によくみられる症状
〇肩こり
〇頭痛
〇花粉症
〇寒暖差アレルギー
〇風邪
〇睡眠の質の低下
〇冷え・のぼせ
〇肌荒れ
〇ストレス・イライラ
〇春うつ
〇めまい・耳鳴り
〇むくみ

〇腰痛 ぎっくり腰

〇胃腸病

 

春先の体調不良(春バテ)の対策
☆鍼灸(しんきゅう)・マッサージ

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鍼灸マッサージは体が本来持っている機能を活性化し、ホルモンや自律神経のバランスを整えることで体調不良を改善します。当院でも上記の症状は得意としています。鍼灸マッサージは適切な刺激であれば、血流を上げて身体を温め、基礎代謝を上げて免疫力を高めます。

様々な症状が一度、治療しただけで症状が緩和や改善するケースがおおいです。
特に女性の方はホルモンバランスを整えて身体全体のバランスを良くします。肌や美容にも最適です。

☆入浴

お風呂

お湯につかると体を温める効果だけではなく、リラックス効果も期待できます。入浴剤を変えたり音楽を聴きながら入ると気分も変わりリフレッシュ効果も上がります。ぬるめのお湯で少し長めに入るのがお勧めです。お風呂で読書ってのもオシャレでいいですね。

 

☆温かい飲食物

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内臓の冷えは免疫力の低下に直結しますので、内臓が冷えないようにしましょう。内臓は身体の免疫細胞が多く存在します。糖分は身体を冷やし粘膜にもよくないので、甘いものは控えめに。

☆冷えないような服装
昔から「冷えは万病のもと」といわれています。私もそう思います。特に女性は男性と違い筋肉量が少なく、冷えやすくなっていますので要注意です。気づかないうちに体が冷えていることがあるので、特に下半身を温めるようにしましょう。

☆軽い運動

ウォーキング

筋肉を動かして体温を上げることで体も温まるし免疫力も向上します。特に下半身の筋肉を使うのは最高です。実は鍼灸やマッサージも軽い運動をしているような効果が出ます。基礎代謝があがるんです。身体全体の細胞が活性化しエネルギーにかわります。そのため様々な症状に効果があるんです。

 

☆昼寝
体力が落ちているかもしれません。眠いと感じたら少しだけ昼寝をしましょう。ただし寝過ぎはかえって夜が寝れなくなりマイナスです。

☆泣ける映画

映画鑑賞

身体の面白いメカニズムですが、泣くことで副交感神経が優位になり、リラックス効果と免疫力の向上が1週間程維持されます

☆好きな事に没頭する
好きな事に集中している間はストレスを忘れられます。免疫力があがるようです。
楽しい時や好きなことをしているときは、いいホルモンも出そうですね((笑))。

環境の変化や気候の変化に体が慣れるまで、少しの工夫で体を労わってあげましょう。
春先の体調不良を軽くしてあげられれば、五月病の予防にもなるかもしれません。

これから良い気候ですので、お散歩などをして元気に過ごしましょう。

夏バテ秋バテ

2017年10月10日(火)
みなさん、こんにちは!
さて、今日は夏バテ秋バテのお話しをさせていただきます。最近では秋バテもよく耳にします。残念ですが夏も去り、急激に秋の気候になってきました。山も少しづつ色づいてきました。日本で最初の紅葉がはじまる大雪山では初雪も観測されました。
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今年の夏は変な夏でした。最初だけ暖かく、そのあとはダラダラと・・・。手足口病なんかも流行っていました。
皆さん、夏バテの症状は良くご存じだと思います。夏の疲れ・多湿・酷暑によるストレスに加えて、朝晩の気温の変化、室内温度との差や発汗によるミネラルバランスが崩れて起きます。そのため、自律神経の乱れや疲れてしまうことや、胃腸の機能が低下して食欲がなくなること、体力が続かなくなることなどが挙げられます。
このような症状には鍼灸やマッサージ指圧は最高です。とても効果を発揮します。
では秋バテとは、夏にバランスを崩して出現した、いろいろな症状が回復しないままに、急激な気温の変化や低気圧に伴って更なる症状を引き起こしてしまうことです。
この秋バテとは、主な症状としては次のようなものが挙げられます。
〇 ストレスを普段よりも多く感じる
〇 常に疲れた感じやだるさがある、身体が重い
〇 目の疲れ、肩こりや頭痛が酷い
〇 睡眠不足になり、朝にスッキリとしない
〇 休んでも疲れが取れない、頭がボーッとする
〇 風邪をひきやすい
上記の症状は若い方に限らず、高齢の方にも起こることです。
少しでも当てはまる方は、注意が必要かもしれません。
当院では日ごろからこの様な症状の方が多く来院されています。病気ではないが体調が優れない。これらには鍼灸やマッサージ指圧が効果的です。
では鍼灸やマッサージ指圧の効果をみていきましょう。
〇 リラックス効果
〇 自律神経を整える
〇 全身の血流の改善
〇 基礎代謝を上げる
〇 体温を上げる
〇 免疫力を上げる
夏バテの原因は「冷え」が大部分を占めます。
また、冷えは東洋医学で於血(おけつ)(血液の流れが停滞)、痰飲(たんいん)(不消化物の停滞)が原因でむくみ浮腫みが起き、その結果「冷え」が生じます。
夏バテの根本的な原因として、良くエアコンや冷たい飲料水で身体を冷やし過ぎてしまうことが挙げられますが、冷えることに関しては種類があります。
エアコンで冷えるタイプの人
冷房などが効いている場所から暑い所へ外出をすると、温度差に身体が適応しようと自律神経系をフル稼働させます。
毎日のその繰り返しから自律神経が疲れてしまうことや、血の巡りが徐々に悪くなり、冷えてしまうことが挙げられます。
内臓が冷えるタイプの人
酷暑のため、アイスクリームや冷たい飲み物などを多く摂り、胃液過多や逆に胃液減少により、胃腸の不調を呈するもの。
更に冷たい食べ物や飲み物により胃腸の温度を下げてしまい、そこから全身的に血の巡りが悪くなり、冷えてしまいます。
どちらも結果的には血の巡りを悪くしてしまい、自律神経系に大きな影響を及ぼします。
タイプや自身の体質、ストレスの程度を考慮して、鍼灸やマッサージ指圧で対策を考えて行くことをお勧めします。
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主な秋バテ対策
① 鍼灸マッサージ指圧
血行を良くし、自律神経を整える
② お散歩
お散歩で代謝を上げて芯から身体を温める
③ お風呂、温泉
身体を温めるとGOOD!
自宅での入浴は浴槽に浸かることをお勧めします。
夏は暑くて汗を流す程度で済ませていた方も、秋は浴槽に浸かって身体を温めることや、自律神経の回復に努めましょう。
気分転換で発砲剤の入った入浴剤を利用することや、好きな香りのアロマオイル、ソルトを使用して楽しみながら、30分程度は浸かるようにしましょう。それと素敵な音楽もあるといいかもしれませんね♪
温泉も身体が回復する様々な成分が含まれているのでおススメです。きれいな紅葉を見ながら、温泉の効用で身体スッキリ!なんていかがでしょうか。リラックスをすると自律神経系の交感神経が下がり血管の収縮が緩み血流量があがり身体を温めます。身体が温まると体調が良くなり健康になります。これは鍼灸マッサージ指圧と同じような効果があります。鍼灸マッサージ指圧を定期的に受けることで健康体を維持できます。
こう考えてあげると分かりやすいですが、身体は機械とどうように、定期的なメンテナンスをしてあげると、よく動くようになります。日頃、頑張ってくれている自分の身体を、たまにはいたわってあげましょう。

男性不妊と鍼灸マッサージ

2017年2月28日(火)

みなさん こんにちは  札幌もついにいい季節が到来です。お花や食べ物も楽しみですね。

今日は男性不妊についてお話しさせて頂きます。

当院では毎日20~30名の不妊症の方を鍼灸マッサージなどで治療させて頂いていますが、一般的に原因が女性と思われがちです。しかし、実は原因の半分が男性側にあるとされています。意外と割合が多くビックリされた方もいたのではないでしょうか。当院では日々女性不妊同様男性不妊の方を治療させていただいています。とても効果を上げています

男性不妊1 

不妊症の原因としては、女性側の原因か男性側の原因かもしくは男女両方の原因があり、それぞれにいくつかの原因が考えられています。

いくつか男性の原因として考えられる項目についてご説明しましょう。

ア 精子の異常

イ 性交障害

ウ 精子の通路障害

エ 男性不妊 / その他

 

ア まずは精子の異常についてお話をします。

精子に何らかの異常があり受精しにくくなるためにおこる不妊症で、以下のような種類があります。

    精子過剰症 ・・・ 精子数が正常の倍以上で、くっついたり固まったりするものです。

    精子死滅症 ・・・ 精子に受精能力がまったくないか死んでしまっているものです。

    精子減少症 ・・・ 精液の1ml中の精子の数が2000万以下のものです。

    無精子症 ・・・・・精子そのものがまったく形成されないものです。

 

精子異常の原因としてはクラインフェルター症候群、停留精巣、精索静脈瘤、おたふくなどが考えられます。なかなか聞きなれない病名もありますが一つ一つ説明いたします。

 

最初にクラインフェルター症候群です。

この病は先天的な性染色体の異常により生じるもので、この染色体異常によりホルモンバランスの不均衡が生じます。

そのため、正常の性機能を有していても子どもをもうけるのに十分な精子を作ることが出来なくなってしまします。

 

そしておたふく風邪です

成人男性がおたふく風邪にかかると、35%の確率で睾丸に炎症がおこる場合があります。

そのため、精子の機能に問題が生じ、不妊の原因になることがありますが、完全な不妊症になってしまうことは珍しく、この睾丸炎による妊娠能力低下は少ないとされています。

次は停留精巣です。

睾丸が陰のうの中へ降りてこないで、お腹の中やそけい部(股関節の前)にある状態をいいます。通常、お母さんのお腹の中にいる胎児期には自分のおなかの中に睾丸があります。

お母さんのお腹の中から出てくる前に陰のうまでおりてきます。

停留精巣(睾丸)とは、睾丸が降りてくるときに途中で止まってしまっている状態の事をいい、片方だけの場合と、両方ともとまっている場合とがあります。

睾丸が陰のうの中にあるのは、熱に弱い睾丸は、温度の高いおなかの中にあることは睾丸に負担をかけます。その結果、精子を作る能力が低下して不妊症になる場合があるのです。

男性不妊3 

次は精索静脈瘤による男性不妊です

精索とは、睾丸の後ろにある副睾丸から伸びている精管と血管が一緒になったものですが、このところの細い静脈にこぶが出来てしまっている状態を精索静脈瘤といいます。

このこぶによって血管静脈がうっ血すると、陰嚢内の温度が上昇し、精巣の発育不全、精子の形成不全が起こり妊娠できないということになります。

 

最後に生活習慣による飲酒・喫煙による影響です

飲み過ぎで、朝でもからだからアルコールが抜けないような状態では、精子が正常に作れず、奇形の状態の精子ができてしまい、不妊症の原因になります。

また、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが喫煙は精子の数を減少させ、頭部がないなどの精子の奇形、運動能力低下につながって、不妊の原因になるばかりか、うまく受精しても胎児に異常をきたし流産や先天性奇形などの原因にもなる可能性があります。

 

イ 次に男性不妊と性交障害についてです。

器質的な問題があって不妊になってしまうということではなく、これという異常がないのに精子異常や性交障害が起こることが現代では非常に増えているようです。

現代社会環境によるストレス増、生活環境、食べ物など原因は色々ですが、家庭をくつろげる環境にする、パートナーとの信頼関係を深めるなど、リラックスする時間やこころを休める環境を作ることがとても大切だと思います。

この問題は自律神経と密接に関係があり、鍼灸マッサージなどがとても有効です。当院でも男性やご夫婦で通われている方も多いです。

週一回の治療を開始すると、ほとんどの方が精検でメキメキ数値が上がり顕著に治療効果を実感できます。

男性不妊4 

ウ 男性不妊と精子の通路障害

精管や尿道は精液の通り道です。ここを結核菌や淋菌などに冒されると炎症が起き、通り道がつまったり狭くなったりして、精子を射出することができにくくなって不妊の原因になります。

また、生まれつき尿道が細い人もいます。この場合は、ゼリー状の粘液である精液は通りにくくなりこの場合も不妊の原因となります。

このように、精子の通路障害がある場合の精液の多くはなんと膀胱に逆流して、尿と一緒に体外に排出されてしまうのです。

 

エ その他

早漏・勃起障害・遅漏などの性交障害は、性器の発育不全や奇形、外傷などが原因の場合もありますが、多くはストレスなどの精神的な原因が多いと考えられます。

生活習慣の改善やストレス解消の工夫も大切ですが、パートナーの理解や深い愛情が必要ですよね。

 

以上のように子供が出来ないのは女性だけが原因ではありません。

不妊症は身体も心も負担のかかる治療です。

ご夫婦二人で正面から向き合い、話し合い、協力し合うことが成功への近道です。

男性の方も積極的に治療に取り組むことが非常に大切です。

当院の鍼灸(はり・お灸)マッサージ指圧は男性不妊治療で、とても高い評価を得ています。

悩んでいる男性の方はまずご相談ください。院長や男性スタッフがカウンセリングさせて頂きます。

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鍼灸マッサージで めまい改善!

2016年11月18日(金)

 

みなさん こんにちは 札幌も寒くなってきましたね

今日はめまいについてお話しさせて頂きます。
近年、慢性的なめまいに悩まされている方が増えてきました。
まわりでも「フラっとした。クラっときた」などよく耳にします。
みていると季節の変わり目は特に多いようです。
めまいは肩こり 腰痛 頭痛と同様、多くの方が経験する症状です。
このページをご覧くださっているあなたも「急におこるめまいのせいで、仕事や日常生活を思う存分楽しめない・・・」とお悩みではないでしょうか。
当サロンでは、何カ月も薬を飲んでも改善しなかっためまいが、鍼灸マッサージ指圧で改善されたといったケースが多くあります。
いま以上症状が悪化する前に、一度当院のマッサージ指圧鍼灸、レーザー治療を受けてみてはいかかですか。

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そもそも、どうしてめまいの症状が起こるのでしょうか?
耳そのもの(外耳や内耳など)が悪い器質性の問題以外、自律神経の乱れ、血管障害、気の停滞が関係していることがとても多いのです。
いつもなめまいに悩まれ、仕事や家庭、日常生活で様々なストレスを感じていたのではないでしょうか。
自律神経の乱れや、血流や気の停滞はストレスがきっかけで起きています。
これらの反応が互いに作用して身体にアンバランスを起こすことで身体の平衡感覚がくるい、めまいの引き金になってしまっているのです。

ここで自律神経の乱れについてお話ししたいと思います。
自律神経の乱れはなぜ起こるのでしょう?
まず、最近よく耳にする自律神経とはいったい何でしょう。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。
簡単にいうと交感神経は『緊張』や『活動』をつかさどり、副交感神経は『回復』や『休息』をつかさどり身体のバランスをこの2つの神経から成り立つ器官です。
これらまったく正反対の働きをする2つ神経系が身体にバランス良く働き、血流や内臓の機能などを調節することで、健康を維持できるメカニズムになっています。

ではなぜ自律神経の乱れが起こるのでしょう?
人間はふだんやストレスや痛みを感じることで、『緊張』をつかさどる交感神経が優位な状態になり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
片方だけ高くなってしまっているアンバランスな状態です。
ストレスを引き起こす要因としては、以下のようなことが考えられます。
これは誰もが心当たりがあるのではないでしょうか?
外的要因では
お天気・・・・気候や気圧の変化、引っ越し転勤など
環境の変化・・・・引っ越し転勤、
病気やケガ
内的要因
感情の変化・・・・怒り、悲しみ、恐怖など
その人の性格・・・・考え方、受け止め方
遺伝的要因
生活習慣・・・・姿勢の悪さ、食生活のみだれ、ダイエット、睡眠不足、運動不足、過労生理痛など

自律神経が乱れるとどうなるのでしょう?
『回復』『休息』の副交感神経が十分に機能できない状態になります。
それにより常に緊張状態にさらされて身体のダメージ修復が上手くいかなくなったり、疲れやすくなる、寝れないといった症状がでます。悪の循環がスタートしてしまうのです。

次は血流障害のお話しです。血流障害はなぜ起こるのでしょう?
筋肉が緊張して硬くなり血管を圧迫させ、血液の流れる量がどんどん少なくなるため起こります。
血流が滞った場所が鈍痛、痛みや、けいれん、そこからのしびれにつながります。
そして身体の疲れも取れにくくなり、身体も重もだるく動きにくくなります。その影響で、倦怠感・イライラなどして交感神経優位などの症状が現れます。

次は気の停滞とはなんなのでしょう?
気というと不思議なひびきですが、簡単にいうと「気」とは身体の中を流れる静電気のようなものです。
また、心の動き・身体の状態・働きを総合して捉えたもののことをいいます。自然科学や中国思想、仏教、道教や中医学(漢方医学)などでは、目に見えることはなくても流動的で運動し、身体にもいろいろ作用すると説明されています。
昔から、『頭寒足熱』と言い、頭は涼しく足元は温かく、これにより全身に気が行き渡っているのが理想の状態です。
しかし最近の若い女性はファッションがさきで、足を冷たい外気にさらしてしまっている方が多いようです。その結果、婦人科系の疾患が若年化しているようです。
冷えは大敵。下半身は冷やさないようにしてください。

今まで上げた3つの症状が改善できるのが鍼灸、マッサージ指圧、レーザーです。
しかし自律神経の乱れや血流障害などによりこれらが逆になると、全身に循環していたはずの気が動かなくなってしまいます。気が停滞すると、身体のパワーをうまく出し切れなくなります。それにより気持ちも滅入ってしまい仕事がちゃんとできなかったり、血流障害の原因になります。

では、どうすればめまいは改善できるのでしょうか?
色々ななめまいがありますか、症状は一人ひとり様々です。
ときには命に関わるような病気により起こっているものもあり、そのような場合は専門医による早めの診断治療が必要になります。
しかし病院の検査ではハッキリとした異常が見つからず、慢性化しているような場合は、鍼灸マッサージ指圧、レーザーなどにより身体全体のトータルバランスを整えることで、めまいの症状の回復を早めることが可能です。
そして、めまいの方に共通する症状として、手と足の冷えが挙げられます。手足の冷えは末梢の循環障害によるものです。

当サロンの鍼灸治療、レーザー治療、マッサージ指圧でめまいが改善できる3つの理由
① めまいの原因を突き止める確率が高いから。

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めまいは自律神経の乱れ・血流障害・気の停滞の3つの要因が複雑にからみ合って起こっています。
② 身体全体のバランスをトータルで整えることができるから

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注射や薬による治療は今出ている症状のみを抑える対症療法が基本となっています。
それに対し鍼灸マッサージ指圧の東洋医学は、全身の気の流れを見ながら身体全体のバランスを整えていきます。自然治癒力といい、身体が自分でかってに健康な状態に回復する力を引きだすことで、症状をもとから治療することができます。
③ 一人ひとりオーダーメイドの治療を受けられるから

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当サロンでは全ての患者さんがまったく同じ治療方法とは限りません。
何がどのように影響してめまいになってしまったかは人によって様々です。
治療するツボも患者さんによって当然変わってきます。
当サロンの鍼灸治療、マッサージ指圧治療はオーダーメイドな一人ひとりにあった
治療法を提供します。当院が選ばれる理由がここにあるのです。

肩こり・首こりから来ているめまいは脊椎脳底動脈循環不全と呼ばれています。
頸性めまいとも言います。
われわれ鍼灸師が最も得意とするめまいはおそらくこれでしょう。
これは、肩こり特に首こりがひどくなることにより、筋肉や骨が椎骨動脈を圧迫します。
そして、椎骨動脈が合流した脳底動脈への血流が低下します。
そうなると、脳幹部の前庭神経核の神経細胞が十分に働かない機能的障害を起こすために、めまいが起こると考えられています。
こういった首こりや、首の症状によって起こるめまいを”頸性めまい”と呼んでいます。
鍼灸マッサージ指圧は全身の血流をよくするのがとても得意とするものです。
原因がわからないめまいの中には頸性めまいがとても多く含まれていると思います。
なぜなら当院で治療をするとめまいが改善する方がとても多いのが現状だからです。
頸性めまいの判別
頸性めまいなのか、そうでないのかの簡単な判別法があります。
それは、患者にベッド横になってもらったときに、めまいがおさまるかどうかです。
理由は、横になると首の筋緊張が一時的に和らぎます。
一緒に、横になると椎骨脳底動脈への血流量も増加します。
この時に、おさまるのなら”頸性めまい”と考えられます。
また他の判別法として、座っている状態で首を横に向けた時に
めまいが強くなるのなら、”頸性めまい”と考えます。
これは、筋肉の筋緊張が強くなるために、症状が強くなると考えられるからです。

「めまい」というものは、めまいを感じる時間が長ければ長いほど症状をとることが難しくなっていきます。一日でも早めの治療をお勧めします。
もう諦めている方でもやってみる価値はある治療です。案外治療効果を感じ喜んでいる方も多いです。是非、ためしてみてください。

月経前症候群(PMS)、更年期障害などへの鍼灸マッサージ指圧効果

2016年7月29日(金)

当院は婦人科疾患を得意としています。女性特有の症状や気持ちに向き合って、少しでも症状や気持ちをいい方向にもっていきたいと考えています。
女性特有の症状や辛さがわかる女性鍼灸師や女性マッサージ師、女性柔道整復師も常時勤務しております。ご安心下さい。

女性は男性と異なり月経があります。ホルモンの変化で身体の不調を訴える方は少なくありません。当院でも多くの方が来院しています。
今日は鍼灸マッサージ指圧柔道整復が月経痛、月経前症候群(PMS)、月経困難症、更年期障害などにどのように効果があるかお話しをしたいとおもいます。

①まずは最近よく耳にする月経前症候群(PMS)からです。
月経、生理の10日前または一週間前から起こり、月経がはじまるとともに消失する周期性のある一連の症状をいいます。身体的またメンタル面でも症状が現れる症候群でPMS(月経前症候群)と呼ばれています。女性ホルモンは、成長だけではなく自律神経や脳、血管、骨にも作用し生命活動には欠かすことのできない働きをしています。
女性特有の月経は女性ホルモンのサイクルに身体がついていけないのです。そのため更年期に限らず
通常は毎月起こる月経によって起こるホルモンバランスの変動は環境や精神的ストレスなどの外的因子の影響を受けやすく、そのホルモンバランスが崩れると、多種多様な症状を引き起こしやすくなっています。
また、生活環境や仕事のストレス、ひとりひとりの性格なども大きく影響を及ぼすと考えられており、症状としては下記の様なものが挙げられます。

生理痛101

〇精神的な症状は
• 精神的に不安定になり 過度の緊張感をかんじる
• 過度の緊張感をかんじる
• すぐに怒る、闘争心が強まる、批判感情の増強、
• 思考能力や判断力低下 なやむ 無気力になる
• 孤独感を感じる パニックになる
• 疲れやすい 疲れが取れない 集中力低下
• よく寝ない 不眠感 うとうとする

〇身体的な症状は
• お腹の下の方が張るような感じ
• お腹の下の方に痛みがでる
• 頭痛
• 胸のムカムカ感、乳房痛、乳房が張る
• 腰痛や坐骨痛
• 関節の痛み
• 身体のむくみ、体重増加、脚が重い
• めまい 耳鳴り
• 食欲亢進 便秘あるいは下痢
• 悪心,動悸など
それではPMS(月経前症候群)の原因は何なのでしょう。
実はPMSの原因は現代の医学ではまだわかっていないのです。
卵巣ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)が月経前に増えることによって、神経伝達物質のひとつであるセロトニンの異常分泌(もしくは分泌低下)によるもの。また、女性ホルモンに対する感受性の強さによるという説もあるようです。そして、遺伝的な素因もあるとも言われています。

PMS(月経前症候群)に鍼灸治療 マッサージ指圧治療 柔道整復治療は適しています。
主にお腹、下腿(足の膝より下)、腰背部にマッサージ指圧鍼灸の施術を行いますが、心理的なストレスや疲労がPMS症状を悪化させている場合もありますので、同時にそれらを取り除くための全身調整治療も行います。月経周期に合わせて治療を行うのも有効であるため、当院に来られる方には月経開始の10日前に来院することをおすすめしております。
生理(月経)のトラブルは卵巣ホルモンの不調からおこる事が多いのですが、症状によって注意するポイントが多少変わるため、自分の異常パターンを把握することが必要です。月に1~2回の治療で症状が改善される方がほとんどです。
また日々の治療の経験から生理の出血と思っていたことが、実は初期の流産などの異常妊娠や、腫瘍による場合もあり、妊娠反応検査や超音波検査などを必要に応じて医療機関で行うことも大切だと思います。

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②次は月経困難症についてです。
月経の時に頭痛や下腹部痛、お腹のハリ、腰痛などに痛みを訴え、その症状が日常生活(QOL)に支障をきたすようになることもあります。痛みは鈍い痛みが続くことや、締め付けるようなものもあります。この痛みは月経前から数日間続きます。その他吐き気やのぼせ、胃腸の不調、便秘や下痢などを訴えることもあります。これらの症状も鍼灸やマッサージ指圧で改善しています。痛み止めを常用している方が薬を飲まなくてよくなったり、痛みがひどくて救急車で運ばれるほどの方でも週1回の通院でウソのように楽になる方もいます。東洋医学はホルモンバランスを整えるには最適な治療です。

原因
月経困難症は原因によって大きく2つに分けられます。ひとつは、器質性月経困難症は、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が原因で起こります。器質性月経困難症は、機能性月経困難症とは違って、徐々に症状が悪化するのが特徴です。病気が進行するため、症状が悪化するのです。
もうひとつは機能性月経困難症で、もう一つは器質性月経困難症です。機能性月経困難症は、体に異常はなく、排卵後に分泌され子宮を収縮させるプロスタグランジンというホルモンの過剰な分泌が原因で起こっていると考えられています。

月経困難症の鍼灸治療 マッサージ指圧治療 柔道整復治療
鍼灸では機能性器質性月経困難症両方が適応となります。手足の主要なツボや背部の反応点を見ながら、鍼灸マッサージ指圧治療を行い、下腹部をあたため、子宮周辺の環境の改善。氣の巡りをよくすることを目的に施術をおこないます。滞っている骨盤の中の血流を改善し、いい状態にします。
治療は週一回をコンスタントに受けるか、月経前5〜10日前から、または月経直後に集中して施術をおこなうことが効果的と考えています。鍼灸マッサージ指圧は婦人科疾患に大変効果があがります。自律神経を整えてホルモンバランスをよくします。身体の代謝やリズムをよくして、気の流れをよくします。

 

③今日は最後に更年期障害のお話しも少ししておきましょう。

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みなさん原因は何かご存知ですが。
更年期になると、加齢に伴う卵巣機能の低下によって、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量が減り、これが脳の視床下部(ししょうかぶ)にある自律神経中枢に影響を及ぼして自律神経失調症を引き起こします。また、この年代の女性を取り巻く家庭や社会環境の変化からくる心理的ストレスが大脳皮質‐大脳辺縁系(へんえんけい)に影響を与え、憂うつや情緒不安定、のぼせ、ホットフラッシュ、不安感などの精神症状を引き起こします。
この自律神経失調症状と精神症状が相互に影響し合って、更年期障害の病状を複雑にしています。鍼灸マッサージ指圧はこのような症状にとても効果があり、体内のホルモンバランスを整えます。治療をすると身体が勝手に健康な状態に向かっていきます。
当院にもよくこの症状を治療させて頂きますが、症状の苦しみだけではなくまわりの方の理解が不十分で苦労されている方も多く見受けられます。
ひとりで悩まずに、まずはご相談させてください。ご夫婦でのご相談も大丈夫です。

 

 

 

 

 

下半身をあたためる!

2015年12月16日(水)

こんにちは今日は下半身の冷えなどのお話しです。

とうとう冬がはじまりました。みなさん寒さでまいっていませんか。寒さで胃腸の働きが悪くなり、ひざ、ふくらはぎ、冷えや生理痛、月経前症候群など女性特有の症状も悪化してきます。
この様な症状に一番有効な対策は下半身を温めることです。身体の土台となる下半身を温めることで色々な症状が改善されます。
下半身の症状に効くお助けツボ。
病気ではないけれど、なぜか調子が悪い。
特に下半身の不快な症状は、日ごろのケアで改善することが出来ます。

自分で押してみましょう。
多角的アプローチが有効です。
なるべく多くのツボを覚えて実践しましょう。

マッサージ指圧や鍼灸も同じですが、ツボ治療は全身から多角的にアプローチするものです。このツボ一つだけを押せば、すぐ症状が改善される、というものではありません。
たとえば、生理の不快症状といってもさまざま。痛みの種類も、下腹部の痛みやハリ、頭痛と、腰の痛み、その原因となれば、腰まわりの血行不良や冷え、腰や首の筋肉のこわばりと多方面におよびます。
最初は、症状に必要な代表的なツボを3ツか4ツ覚えていき、だんだんと数を増やしていくのが理想です。押すだけでなく、ツボを温たためたり、入浴や足湯などと組み合わせることで効果は高められます。
体をほぐし、循環を良くするツボから先に押していくほうがツボの効果は大きくなります。
ツボの押し方は、息を吐きながら3〰5秒を4・5回。ゆっくりと指に力を入れて押してゆき、数秒止め、またゆっくりと力を抜いていくのがコツです。基本的には一番力の入りやすい親指を使いますが、ソフトに押さなくて
はいけないところや、親指では押しにくいところは人差し指や中指を使います。
大切なのは根気よく続けることです。すぐに効果が出ない場合でも、確実に次の予防にはなります。健康を維持するための重要なツボを覚えて、普段から押すようにしましょう。

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月経痛
東洋医学では生理のトラブルの原因は、冷えにありといいます。腰の血液循環を良くすれば症状は軽減します。
月経時に下腹部や腰が痛む。女性のほとんどが悩まされているのが月経痛です。
生理のトラブルには次髎や胞肓など、腰のツボが効きます。次髎も胞肓もちょっと探しにくいのが難点です。でも腰部にある仙骨には次髎を挟んで上髎、中髎、下髎と、月経痛に効くツボが並んでいます。神経質に探すより、仙骨のあたりを全体的に丹念に押す気持ちでやります。
次髎は女性の生殖器を整えるツボです。胞肓の「胞」は子袋を表し、子宮を司るツボです。両方とも腰の血液循環をよくし、冷えをやわらげてくれますから、月経痛や生理不順に、とてもよく効きます。
月経痛のある人は、足が冷えている場合が多いので、冷えをやわらげる足のツボ、太谿も加えたい。冷えだけでなく足のむくみも取るので、日頃からよく揉みほぐしておきましょう。さらに加えたいのが、さまざまな痛みに効く合谷です。痛みがひどい場合には強めに押すと効果があります。

月経前の頭痛やイライラなど月経前緊張症の緩和に。
排卵以降の月経2週間前から、イライラ、腹痛、頭痛、肩こりなどの症状が出るのが月経前緊張症といわれるものです。そんな症状には、天柱や風池、合谷が効きます。
天柱は体と頭を結ぶ神経や血管の通り道です。頭痛や頭重から、首、肩のこり、全身のだるさなどの月経時の不快症状に効きます。風池は邪気が集まるツボなので頭痛やだるさに。百会も頭痛のほか、イライラなどの精神的なものが影響する症状にいいです。

月経困難症
生理の痛みがひどい場合には、三陰交も効果的です。
月経痛を含む下腹部痛、のぼせ、頭痛、肩こりなど、月経時の不快な症状が起こることを月経困難症と呼びます。子宮収縮が強すぎたり、月経周期が長く、経血の量が多く痛みが強く出る場合もあります。心理状態も関係し、ストレスなどが女性ホルモンのサイクルを狂わせ、消化器や循環器の不調など、さまざまな症状となります。
三陰交は婦人科系の症状によく効くツボであるとともに、虚弱体質や胃炎を改善する健康に大切なツボです。他の生理関係のツボに加えると、効果がグンと上がります。
三陰交はふくらはぎを両手で包み込むように持ち、親指を重ねて強めに押します。月経の始まる1週間前からツボに米粒などをテープで貼っておくと、持続的な効果も期待でき、温めると良いツボです。

冷え性
冷えて滞っている血を巡らせることが大切。夏のエアコンによる冷えも、不調をもたらす原因になるので、賢く対処したいところですね。
年齢を問わずに女性に多いのが、冷え性。冷房の影響で、夏でも冷えに悩むケースが増えてきました。
手足や腰が冷えると、不眠、頭痛、肩こり、のぼせなどの不調もあらわれますし、重大な病気の原因にもなります。女性は、特によく改善しておきたい症状です。
冷えは血液が滞っている証拠です。血の巡りをよくし、体を温める。これには、足腰の冷えに効く三陰交や、人がもともと持っている生命力を呼び起こして、冷えを解消する関元、足の冷えに効果のある太衝などがいいのです。
冷え性は更年期障害でひどくなる場合があります。洗面器などに42〰45℃のお湯を張って足を温める足湯とツボとを組み合わせると、効果が上がります。

生理不順
気と血の巡りをよくして、周期の乱れを調節します。
多くはホルモンのバランスの崩れなどで起こるものです。3週間以上、40日以内であれば、病気の心配も少ないのですが、なるべく正常な生理周期に近づけるようにしたいものです。
気海はその名の通り心身のエネルギーを表す「気」が集まっているツボです。体内の気の流れをよくし、特に婦人科系や泌尿器系に効果があるので覚えておきたいツボです。血海は血に関する症状のツボ。気液の循環をよくしてくれます。気の流れを正すのが気海、血の滞りを正すのが血海。健康にいいツボなので、普段から押す習慣をつけておくといいでしょう。
血海は経血の量の異常を調整するツボです。経血の出方が悪くて不快な時は、両手の親指を重ねて、強く押し込むようによく圧迫します。
もちろん両方のツボとも月経痛などの症状にも効きます。生理不順が病的な場合は、専門の医師の診察を受け、適切な対応をして下さい。

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膀胱炎
初期の軽い膀胱炎なら、ツボ押しで症状の軽減も可能です。
膀胱炎は、細菌の感染や、長くトイレを我慢したり、腰が冷えたりすることで起こります。ひどい場合は病院で、きちんと診察を受けましょう。でも、軽いものなら、ツボで症状を緩和させることも可能です。
まずは腰を温めることが大切です。熱いタオルをしばらく腰に当ててみてください。タオルはビニール袋に入れると、体が濡れなくて便利。泌尿器系全般に効果のある中極をゆっくり静かに押すと、残尿感などの膀胱炎初期の嫌な感じが薄れていきます。
次に、腎臓の働きをよくする腎兪と、膀胱の働きをよくして冷えを解消する膀胱兪、それぞれのツボもゆっくりと押す。腎兪は元気のツボと言われます。体調を整える効果があるので、しっかり覚えておくと便利です。

失禁
中年でも悩む人が増えています。ツボと運動で不快症状を解消できます。
失禁は老化によって尿道の筋肉が衰えること以外にも、ストレスやトイレを我慢することが重なった場合などにも起こります。中年の方でもちょっとした拍子に少量の失禁があると悩んでいる人はいます。やはり泌尿器系全般に効果のある中極と、膀胱の機能を高める膀胱兪を普段からよく指圧しておくといいでしょう。
どちらにしても、尿道の筋肉が衰えているのは確かです。運動で鍛えれば、かなりの成果を上げることが出来ます。椅子に座って肛門をキュッキュッと締める運動です。肛門の括約筋を収縮することになり、血行が良くなります。理想は1日20〰30分、行うことですが、まとめてやるのが無理なら、気づいたときに5分でも10分でもやるだけで、随分違うと思います。
運動にツボを組み合わせれば、改善も早い。また、ある年齢になったら、予防のためにも運動やツボ押しをしておくといいかもしれない。病気が原因の場合もあるので注意が必要です。

頻尿
1日10回以上のトイレは問題です。体の水分代謝をよくすることが大切です。
排尿の回数は1日5・6回くらいが正常です。それより少し多い程度なら問題はありませんが、10回以上になると頻尿といえます。中でも、排尿痛、排尿困難、残尿感などの症状がある場合は危険です。ほうっておくと本格的な膀胱炎になりかねません。水分代謝が悪かったり、過去に膀胱炎を患った人が頻尿になりやすいようです。
水分代謝をよくすることで改善を目指しましょう。
泌尿器系の症状を和らげる中極、体の水分をコントロールする水分、腎臓・膀胱の疾患によく効く天枢の、3つのツボで対処したい。腰を温めること、精神的にリラックスすることも心掛けて下さい。


悩みの痔には特効ツボあり。入浴と組み合わせれば、いい結果がでます。
痔は主に肛門周辺にある静脈の鬱血によって血管にコブができたり、出血したりする、といった症状出が出ます。
ひどい場合は専門家の治療が必要となりますが、ツボで症状を和らげることはできます。痔の特効ツボは長強です。ここを刺激することで、肛門の括約筋が締まり、さらに血管が拡張するので肛門周辺の血の巡りがよくなります。中指でぐっと押すのですが、両手のほうが押しやすいかもしれません。
長強の効果をさらに高めてくれるのが百会。百会と長強は、上半身の一番上と一番下のツボ。背骨の経絡を通じてお互いに関連しています。百会は体の芯に抜けるように、指圧するのがコツです。
人間のエネルギーである「気」がすべて集まる百会と、強く長く生きるという意味の長強。この2つのツボの連絡をよくすることは、体の健康にとても有効です。痔でない人にもお勧めのツボです。入浴や腰湯は、血流をよくして、便通を促すので、こまめに行いましょう。
みなさん継続は力なりです。コツコツ押して、少しずつ体調を整え冬を乗り切りましょう。
胞肓
背骨から続く、お尻の平らな骨(仙骨)にある上から2番目のくぼみ(次髎)から指3本分外側。
次髎
背骨から続く、お尻の平らな骨(仙骨)にある上から2番目のくぼみ。
合谷
手の甲のツボ。親指と人差し指がぶつかる部分の少し内側のくぼみ。
太谿
内くるぶしのすじの後ろあたり。指で触ると軽い痛みを感じるところ。
三陰交
内くるぶしの上から指4本分上。太い骨の後ろ側のくぼみの部分。
天柱
後頭部に下方にあるくぼみの下端から、両側に指1本分外側。
風池
後頭部に下方にあるくぼみの下端から、両側に指2本分外側。
百会
両耳の一番高い部分から頭頂部に向かって上がった線の真ん中。
太衝
足の甲にあるツボ。親指と人差し指がくっついているところ。
中極
お腹の真ん中あたりにあるツボ。おへそから指4本分さが
関元
おへそから指3本くらい下におりたところ。
気海
おへそから指1本半分ほどさがったあたり。
水分
おへその上、指1本分あがったところ。
天枢
おへその両側、指2本分外側あたり。
血海
膝の皿の内側の上端から指3本分ほど上がったところ。
腎兪
腰のツボ。肋骨の一番下の骨の高さで、背骨から両側に指2本分外側。
膀胱兪
お尻の平らな骨(仙骨)にある上から2番目のくぼみ(次髎)から指1本分外側。
長強
肛門の上のほうで、尾骨の先端にあるツボ。

 

7月12日の道新記事内容

2015年7月15日(水)

北海道新聞 平成27年7月12日の記事内容です。

不妊、月経の悩みに効果

身体にあるツボをはりやきゅうで刺激することによって、新進のバランス回復を手助けする鍼灸。お年寄りの肩こり・腰痛治療のイメージいが、不妊症の治療や女性特有の不調に大きな効果があるとして、近年は若い女性が鍼灸院に通うことも多くなっている。鍼灸師が不妊カウンセラーの資格を取得したり、産婦人科と協力した治療体制をつくるなど、より患者に寄り添う例もある。

女性の味方 鍼灸院

札幌市の「伊藤はり・マッサージサロン」(中央区南1西6)院長の伊藤圭さんは、今月1日にNPO法人・日本不妊カウンセリング学会が認定する不妊カウンセラーの資格を取得した。不妊治療をする人に、専門的な知識を持って精神的な支援を行うことを目的とした資格。産婦人科医や助産師など全国で約1500人が認定されているが、鍼灸師では珍しく、道内では伊藤さんが初めてだ。

伊藤さんは、10年ほど前から不妊治療を行ってきたが、「独学では限界がある」と、2012年に同学会に入会。専門医や生殖研究者などから最先端の治療知識を学び、資格試験に合格した。サロンには不妊悩む新規患者が年間約200人訪れる。「不妊に悩む女性患者は、つらい思いを抱え、自分を責めることも多い。治療とカウンセリングで悩みや不安を取り除いてあげたい」と意気込む。

記事7月12日

妊娠期の治療のためには、昨年、おなかの中の胎児の様子を鮮明に見られる「4Dエコー」の機械を導入した。「逆子治療などにも鍼灸は有効。赤ちゃんの位置を確認できることで、患者さんが安心できます」と話す。

以上です

 

胃腸と東洋医学

2015年5月27日(水)

当院では女性のお客様がとても多く来院され治療の際によく冷えの話題になります。東洋医学では冷えは「百害あって一利なし」といわれています。まったくそのとうりです。身体が冷えている方は血流が悪くなって代謝や免疫力が下がったり自律神経が崩れたり筋や腱が固くなり故障の原因にもなります。逆に漢方や鍼灸などで温めると代謝や免疫力が上がり自律神経が整い身体もスムーズに動きます。ホルモンバンスも整い身体のすべての動き(気・血・津液)がよくなります。「気」は人間の生命活動を維持する力です。「血」は各臓器や組織に栄養を与える。「津液(水)」は全身を潤します。「血」は「気」によって全身を巡り、「気」は「血」から栄養分を与えられてその力を発揮します。

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今日は北海道新聞に胃腸と東洋医学の特集が掲載されました。下記に表示しました。

胃腸の不調には東洋医学で体質的な改善を・・・。新年度がスタートして2ヶ月。この時期に多くの人が感じる「疲れやすさ」や「胃腸に不調」は、生活環境の変化や、気候の変化などによるストレスの影響も大きいことをご存知ですか?胃腸の調子を整え、毎日を元気に過ごすための生活習慣について、北里大学東洋医学総合研究所副所長である及川哲郎先生に、東洋医学の観点からお聞きしました。胃腸の健康は全身の健康・胃腸と自律神経の密接な関係をお聞きしました。

日本には豊かな四季があります。昔から、季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われていますが、これは、寒い時期に適応する体から暑い時期へ適応できる体へ、また夏から冬に向けても気候の変化に体を適応させるために、自律神経のバランスが大きく変化することが原因の一つです。自律神経系とは、呼吸、循環、消化などの機能をコントロールする神経です。胃が収縮・拡張したり、消化液を分泌するのもすべて自律神経の働き、胃腸はいわば「自立神経の固まり」といえます。それゆえに、胃腸はストレスの影響を大きく受けやすい器官なのです。さらに日本では新年度が4月からスタートします。新しい生活環境への適応と気候の激しい変化が重なるこの時期は、気づかないうちにストレスも重なり、胃腸の不調を感じる人も増えてきます。胃腸の不調が続くと、腸から栄養分をうまく取り入れられないために、必要な栄養を全身に巡らせることが出来なくなります。胃腸は人間にとってエンジンに相当する大事な器官。胃腸の不調は、気力がなくなる、疲れやすい、頭痛・肩こり、風邪をひきやすくなるなど、さまざまなかたちで全身の健康に影響を及ぼします。年度の変わり目の歓迎会、ゴールデンウィークのレジャーなど、暴飲暴食が続いた人も多いかもしれません。「最近、胃腸の不調に悩んでいる」という人は、ぜひこの機会に胃腸ケアの大切さについて、東洋医学の知恵を借りてじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

東洋医学で「気・血・水」を整える東洋医学の考える「健康」とは

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東洋医学の考え方のひとつに「気血水(きけつすい)理論」があります。「気」は生命活動を営むエネルギー。「血」は血液にあたり、全身に栄養を運ぶ役割があります。「水」は血液以外の体液。「気・血・水」がバランスを保って体の中を巡っている状態を、東洋医学では「健康」と捉えます。胃腸が不調になると「気」が少なくなり、元気がなくなります。「気」が乱れると「血」が全身に栄養を供給できなくなります。「血」が巡らなくなれば「水」のバランスも乱れます。例えば、花粉症時の鼻水や、胃腸炎の下痢、むくみなどの症状を、水分代謝の乱れ、「水毒」との言います。「気・血・水」は互いに関連しているので、どれか一つに異常があると全身に様々な不調が現れます。「気・血・水」は互いに関連しているので、どれか一つ異常があると全身にさまざまな不調を現れます。「気・血・水」のバランスを保つには、生命力である「気」の働きを高めることが本質的に重要であり、「気」を生み出す胃腸の健康がとても大切なのです。

「気・血・水」を整えるには、どうしたらよいのでしょう。江戸時代の儒学者である貝原益軒(かいばら・えきてん)が記した『養生訓(ようじょうくん)』には、適度な食事、運動、睡眠の大切さが書かれています。食事は腹8分目、を心掛け、アルコールはほどほどに、と。ですがてきりょうの飲酒は胃腸の働きを助け、血行促進、リラックス作用があるとも。約2千年前の漢方の教科書にも、漢方薬の種類によっては、お酒で飲んだほうが良いと書かれているものもあります。運動は毎日無理なく続けられるウォーキングなどがおすすめ。適度に体を動かすことで、睡眠の質も良くなります。

胃腸の不調は、症状だけでを一時的に治そうとしても同じような症状が繰り返して起こりがちです。生活習慣を見直し根本的に改善することが、東洋医学の考える「健康」への早道でもあり、病気予防にもつながります。上手にセルフケアをして、気候や環境、加齢などの変化に備え、どうぞ元気にお過ごしください。

(2015年5月23日(土) 北海道新聞 監修:及川哲郎先生 記事より引用)

 

 

 

シェーグレン症候群と鍼灸指圧マッサージ

2015年3月05日(木)

今日はシェーグレン症候群についてお話しします

最近は昭和の肉体労働時代とは変わって細かい仕事やパソコン作業などなにかと精神的にストレスがたまる時代です。
シェーグレン症候群は患者さんのほとんどは女性で、50歳前半に多く発症します。唾液やなみだを作りだしている唾液やなみだの腺などの外分泌腺に常時炎症が起き、唾液やなみだの分泌が低下する自己免疫性疾患のひとつです。シェーグレン症候群には単独で発症する原発性シェーグレン症候群と、ほかの膠原病(こうげんびょう)に合併して発病する二次性シェーグレン症候群があります。二次性のシェーグレン症候群は、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、皮膚筋炎、強皮症、多発性筋炎などが起こります。シェーグレン症候群の主な症状はドライマウス(口の渇き)ドライアイ(眼の乾き)です。ドライマウスの症状として、口が乾く、クラッカーやパンなどのぱさぱさしたものが食べにくい、食事中に水分を多くとる、長く話すと声がかれる、などがあります。唾液が少なくなるため、虫歯になりやすかったり、味覚が低下することもあります。またあちこちの関節の痛みや疲れやすいといった全身症状がみられることがあります。ドライアイの症状として、目がゴロゴロする、目が疲れやすい、光などがまぶしく感じるなどがあり、ひどくなると角膜に傷がついて乾燥性角結膜炎になったりするようです。
シェーグレン症候群のさまざまな症状があらわれます。
病院では診断のために、いくつかの検査が行われているようです。
血液検査、涙腺や唾液腺の状態を調べたり、唾液の量を調べたり唾液腺の働きを調べます。そして涙の量を調べたり角膜などに傷がないか眼の表面の状態を観察するようです。

もちろん治療は涙や唾液を補充することが大切ですが、鍼灸やマッサージなどもとても有効です。
当院でもシェーグレン症候群の治療はよくしています。
魚屋さんで冷蔵庫の作業が多い、寒い倉庫やスーパーでのパソコン作業、長時間の水を触る仕事など様々な業務の方がいます。
身体が冷えて筋肉が冷え固まり血管も収縮し血行障害を起こします。もちろん神経や涙管なども締め付けられていろいろな症状がでてくるのです。当院では以前から数多くのシェーグレン症候群を治療させていただいています。鍼灸やマッサージ指圧は循環器系に大変よく作用しますので血行が改善して症状がやわぐことがおおいです。
1回の治療で劇的な改善をみる方もいますし2,3回の治療で症状に変化がなくても7.8回と治療を進めていくと症状が改善するかたがほとんどです。鍼灸マッサージ指圧は耳鼻科系にもとてもよく作用して働きます。

西洋医学ではドライアイには、人工涙液が用いられているようです。その他、ドライアイ眼鏡や、涙の出口である涙点をふさいで涙の排出を抑える方法もとるようです。
ドライマウスに対しては、飲水やうがいをすることが望ましいのですが、飲水の効果は短時間であるため、人工唾液 や保湿成分が入ったジェルなどが用いられます。また唾液そのものを出しやすくするお薬もあるようです。しかしこれらのお薬の効果には個人差があります。シェーグレン症候群は慢性に経過をたどる疾患なので、日常生活においても注意することが重要です。乾燥性角膜炎の早期発見や虫歯の予防のために、たまに眼科や歯科を受診することをお勧めいたします。

東洋医学ではシェーグレンはストレスにも大きく関わりがあるとされています。鍼灸指圧マッサージは自律神経系に作用して全身の血行を改善するだけではなく冷えやストレス、倦怠感、疲労を改善し身体を温めて交感神経と副交感神経のバランスをよくします。このバランスがよくなると血の滞りやリンパの流れもよくなり症状が改善します。
日常でOA機器(パソコンなど)の使用で眼を酷使するときは休憩をいれながら、エアコン、直射日光、低湿度の環境を避けるようにしまょう。虫歯や歯周病の予防のため、甘いものは控えて、乾燥食品、刺激の強いものアルコールの摂取は控え目に、食事の温度を工夫しましょう。口の中の環境の改善のために、禁煙は最も重要です。またストレスをためないようにしましょう。 普段飲んでいるお薬の中には、副作用として口の渇きが起こるものもありますので注意しましょう。
肩や首まわりを出来るだけ冷やさないように温めて下さい。痛みやダルみがあるからといって湿布をはって冷やしたりしてはいけません。シェーグレンには冷えは一番の敵です。気を付けましょう。

最近、目や口が乾くなどの症状がある方は 是非鍼灸指圧マッサージでを受けてみて下さい。きっと喜んでいただけると思います。

 

 

 

伊藤はりマッサージサロン
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